生徒の学習姿勢が作る「自立学習」の空気 S教室様(福島県)

教室見学中に感じる「居心地の良い緊張感」

民家を借り、ご夫婦で運営している自立型個別指導の教室。見学に伺った際に、良い意味での「緊張感」を感じた。生徒達は皆静かに黙々と学習し、時折席を立って、先生の指導を受けに行く、プリントの印刷をしに行く、マルチメディア解説を見に行く。静かといっても全く物音がしないわけではなく、先生が指導席で個別に指導している穏やかな声も聞こえてくる。その中で生徒達一人ひとりが主体性を持って自分の学習に集中している。「生徒達が作っているこの空気を壊したくない」と感じ、見学中はおのずと気配を消して忍び足になっていた。

シンプルな学習の流れ

Selfeeの使い方は非常にシンプル。「Selfeeテキストの説明を読む」→「マルチメディア解説を見る」→「テキストの問題を解く」→「先生に丸つけをしてもらいにいく」→「間違えた部分の指導を受け、同じ問題か数値替え問題のプリントを印刷して、正解するまで何度も解く」、この繰り返しだ。先生は指導の際に丸つけだけではなく、理解度を試す質問や英単語・例文の発音チェックを時折挟む。生徒達はそれを見越して、テキストの説明を読んだりマルチメディア解説を見たりするときは、通り一遍に流すのではなく、積極的にメモをしたり発音をつぶやいたりしながら真剣に取り組んでいる。

SelfeeWinを導入したきっかけ

2001年に「繰り返し反復して定着できる教材」を探していたところ、SelfeeWinに出会った先生ご夫妻。導入前に見学した教室で「生徒達が主体的に動いて学習している様子」を見たので「生徒ができるかどうか」の不安を感じることはなかった。導入後、生徒は2~3回説明すればすぐにSelfeeWinの操作を覚えてしまったとのこと。

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